何の異常もないはずの右足が、思いっきり痛んでまともに歩けなくなったのが、中尊寺の坂道。
痛みのあまり頭も手もまともに働かず
宝物館の仏様たちにかなり素敵な金額のお賽銭を払いまくってしまった
ほとけさまのばか。くっすん。(ばちあたりなやつあたりです)
その日は、足がほぼ使いものにならず
ずっとぴっこ引いて歩くしかなかった
宿に帰ってもみんなが談笑していてもそれに乗ることが出来なかった
かなりじっくり温泉で温めても痛みは全く引かなかった
夜は布団の上でうめいているしかなかった
翌日もぼんやりと痛んだ。
大丈夫かなあとビビりながら恐る恐る歩いていた
松島で船に乗ってしばらくすると
痛みが勝手にどんどん抜けていった
なにもしていないのに、船に乗っていたらすっかり治った。
おふね治療法。ふむー。
後で神仏に詳しい人に聞いてみると
「水の上で治ったとしたら瀬織津姫がなおしてくれたんじゃないか」
という話だった
昼食時にその話をすると
「東北の妖怪が足にちょっかい出したんじゃないの?」
と言われた。ぶー。
「妖怪は妖精ですからね。わるいものじゃないよ」
と慰められたけど
ちょっかいはちょっとイイけど、痛いのはイヤだなあと思った。
東北古代史ツアー。
メンバー&訪問地考えても、この程度のことはおきてもしゃーないね。うんうん。
おしまい。
(ぜんぶ実話ですよん)